デジタルサイネージに動画を貼っているだけの場合はよいが、実際には静止画を使って動きのデザインをすることが多い。その場合の動かし方の表現は、やはり映画のカメラの操作から来ている用語を使うことが一般的なようだ。つまり静止画を動かす作業をする人は、映像のカメラマンになったつもりで仕事をすると、より動画らしくなるともいえる。
以前に用語説明に使った資料があったので、貼っておきます。クライアントと制作現場と営業との間で、プリントや印刷物をベースにして、動きが速いのか遅いのかを含めて、指示の書き方も大まかには決めておいた方がよいでしょう。
フェイドイン・アウト
不透明度を、0%から100%に、またその逆
チルトアップ・ダウン
カメラのレンズを上下させるイメージ
ズームイン・アウト
フレームイン・アウト (画面への出入り)
パン (視線の移動)
風景をパノラマのように見せる場合もある
ワイプ
画像が入れ替わる。