大は小をかねない

デジタルサイネージというと構えてしまう方がおられる。今までもこのブログで取り上げてきたように、設置とか運用管理とか更新とかいろいろ対処すべきことが山積みだと感じるのかもしれない。一方でデジタルサイネージなどという言葉は知らずに、40インチ以上の液晶パネルを買ってきて自分の店舗内にとりつけて、自分で撮ったビデオを流しているDIY派もおられる。デジタルサイネージがある層から下にはなかなか浸透しないという見方もあるが、後者のようにDIYサイネージの方にこれからの普及のカギがあるようにも思える。

そもそもポータブルDVDプレーヤーやデジタルフォトフレームなどは当初から店頭の商品棚でPOPとして使われてきた。今では電子popという言い方もされるが、サイネージの一種に分類されることもある。これら7インチクラスのものは、もとはカーナビ液晶の流用のような気がするが、タブレットの登場とともに次第にきれいになって、画角などもテレビの世界から発達した液晶と同じようなものとなって、コンテンツが共通に使える時代である。

 

この、中間にデスクトップパソコンの20インチ内外のディスプレイというのもあるが、あくまでパソコン側で処理したものを映すだけで、メディアプレーヤーを内蔵した液晶パネルというのはあまりなかった(一部電子POPの大型化したものとしてはあった)。しかしこのクラスが第3のサイネージとして新たな需要を起こすかもしれない。それは設置する場所が多く見出せるからからである。
大型液晶の場合は壁に取り付けか、スタンドを利用する場合が多い。壁の場合は簡単な工事が必要になるし、移動はさせにくい。スタンドは移動できるが、狭い場所では見えにくいとか、人にぶつかる可能性もある。というようなことでちょうどいい設置場所を探すのに苦労をする場合がある。

例えば商業施設にテナントとしてお店が入っている場合に、掲示のスペースは限られてしまうので、40インチのディスプレイなどは置けない。また背面もすでにきっちり隙間なくデザインされてしまっているので、無理に背面にディスプレイをつけると店舗デザイン的にもまずいだろう。

こういう場合は、記事『インスタグラムで超簡単サイネージ』でとりあげた約50cm角の正方型ディスプレイあたりが使いやすいだろう。この製品は元はデジタルカンバスというコンセプトで、油絵のカンバスよりも若干薄い筐体にすることで、油絵の額装に収められるようにしているものである。

当然下の写真のように額装なしで使ってもよく、壁掛けの金具もあるし、スタンドも小さいイーゼルを使えるし、ショウケースの上にも置けるだろう。壁にあるお店のロゴ看板の代わりにしてしまうこともできる。

これらもアプリを使ってクラウドから配信すれば、あちこちの多くのテナントになっている場合でもコンテンツが一元管理できる運用になる。

案内システムのカオス

東京駅周辺は、日本のデジタルサイネージが最初に大規模に使われだしたところであり、今ではどちらを向いても何らかのサイネージが見受けらえるほど面数も増えている。また昨年からディスプレイのリプレースで新しい設備にも入れ替わって、きれいな表示も多くみられる。

とはいってもデジタルサイネージの完成されたモデルかというと、どうもそうでもないようだ。いくつかの課題が見受けられて、それは今後デジタルサイネージが普及するであろう他のところにとっても悩ましい問題になりそうだ。

 

まず観光案内とか、施設・フロアの案内に使われるデジタルサイネージは、未熟さを隠せず、実際に人がどんどん利用しているようには見えない。この問題はあらためてとりあげる。

第2はデジタルサイネージ以外の表示物とデジタルサイネージの役割分担についてであって、サイネージが増えるとともに似たような情報があちらこちらに出てしまうことと、それでもデジタルサイネージが勝ち残ればよいのだが、むしろ何のためにデジタルサイネージにしたのかわからないものとなると、かえってデジタルサイネージが撤去されてしまうかもしれない危惧もある。

上の写真は丸ノ内線東京駅の改札だが、左端のサイネージは東京メトロが路線図や運行情報を表示させるために設置したもので、広告は載っていないのだが、左端に時刻や天気予報などの載せている。

その右には日付曜日を見せて、下に広告を取っているボードがある。その右には事故情報を書き入れるホワイトボードがある。改札の位置から見ると、一番重視されているのがホワイトボードで、デジタルサイネージが最も遠い位置にある。これはどうしたことか? 日付曜日付広告よりも分が悪い。

 

デジタルの情報表示システムなんだから、大体これらは一つの運行案内にまとめられそうなものだが、関係者がそういう大きな見直しをする前にデジタルサイネージの発注がされてしまったのであろう。つまり事故対応とか広告とか個別の事情とかしがらみの中でデジタルサイネージも動いているわけだ。

大義名分としてはデジタルサイネージにすると災害時にNHK緊急放送が流せることであるようだが、そのために日常はあまり活用されなくてもよい、とうのは筋が通らない。

 

次の写真も『世に貼紙のタネはつきまじ』と共通する問題だが、ビルの入り口には何かと案内板が増えていく例である。こういうことが起こる事情というのも十分分かるのだが、それでもデジタルサイネージがちょっとでも解決に近づくような例であってほしい。

おそらく左の大画面が最初に作られたのであろう。これは丸の内エリアにある108のサイネージに共通に流している『番組』のようなものであって、広告媒体というよりは、それぞれの時期に合わせたイベント案内や、作りこんだコンテンツが流れている。そして災害時にはここにどのようなものをどういうルールで流すかという緊急オペレーションも決まっていて、NHK緊急放送も流せる。

だがしかしこのパネルがはめられているビルの案内はここにはなく、右の掲示板や別のデジタルサイネージによる館内案内が置かれている。我々はスティーブジョブズではないので、統一的な美観を最優先にして、現状のしがらみを問答無用に切り捨ててしまうことはできず、複数のサイネージがあってもしかたないか、程度には思うが、来館者への案内について関係者の間に統一的なポリシーができていくような話し合いを始めないと、上記2例のような雑然とした、どこをどう見ればよいのかわからない案内システムのカオスに落ち込んでいくのだろう。

世に貼紙のタネはつきまじ

数年前に新築移転した某総合病院は、来館者の受付から最後の支払いまで、ほぼ自動販売形式で事務の省人化していて、かなり人の流れはスムースになっている。来館者の案内・誘導もいくつかのデジタルサイネージとか表示システムになっている。さすがだなあ、と思っていたが、このところ次第に紙の貼紙が増えてきている。

ここのデジタルサイネージは大別して2種あり、上記写真のような診察の案内は、予約システムと入館時のカード処理などから自動化して表示されている。一方で通路に縦型のデジタルサイネージがあり、そこには以前は紙の貼紙であった諸案内がローテーションで表示されている。それは交通案内とか路線バスの時刻表とか、フロアマップとか、ほぼ内容が変わらないようなものである。これは全く手作業でJPGとかを張り付けていると思われ、動画は基本的にはない。

 

こういうデジタルサイネージに対して、追加されている貼紙は、個々の検査室や診察室など、全館対象ではない追加事項とか、短期間の案内や変更が多い案内などアドホックな内容である。技術的には診察案内のところにアドホックな内容も表示できるので、そうすれば診察待ちでヒマな人はきっと読んでもらえるはずだ。

しかし診察案内のシステム化したデジタルサイネージには、アドホック的な案内が追加しにくいかできない構造になっているのだろう。アドホックな貼紙は、それぞれの部署の判断で貼ったり付け替えたりしなければならないから、システム的なものに情報登録する方法とは運用上の相性がよくないのだろう。

 

一般にデジタルサイネージの配信システムでは、割り込み表示の機能などがあって、スケジューリングやプレイリストの設定をこえて、一時的に別の表示を出せる仕組みがある。防災情報などのことも考慮しているからである。

問題はシステム的な案内表示にそのような割り込み表示があるかどうかと、その割り込みの仕方が簡単かどうかだろう。貼紙をするかどうかの判断は医師がするのだろうが、実際の掲示は事務担当者がするのだろうから、どの事務担当者でも操作可能なアドホックの表示機能があればよいことになる。おそらくこのことは企業や学校の内部のデジタルサイネージにも共通していると思われる。

LEDのサイネージ

デジタルサイネージの大型ビジョンというとLEDビジョンが鮮やかで屋外でもよく使われている。LEDビジョンは昔は女工さんが100万個とかのLEDをはんだ付けしていたのが、今はタイルのようなブロック構造になっていて、ロボットが組み立てている。YouTubeに製造現場の動画があったので引用しておく。

これと違うやり方がLED Strip をつなげたもので、製造工場の組み立て工程ははるかに簡単なものとなり、製品も平米あたり何万円かになってしまう。また、透過型とかシースルーといわれるような使い方ができることも書いた。ただいわゆる解像度的には1dpi~4dpi程度なので、あまり狭い空間での映像表現には向かない。店頭POPとかイルミネーションとかが適しているだろう。

LED Strip でもLEDがテープに直交して取り付けられているSide Bar の場合は、テープの間隔が狭くできて解像度は向上するので、より映像には向いたものとなるし、シースルー効果も高くなる。LEDのSide Bar を透明なプラスチックの枠にタイル/ブロック構造に組んだものが、軽いので扱いやすく、実装すると上の写真のようなものとなる。

 

ただ映像が流せる場所でも、通常のサイネージのHDMIとかVGAの映像信号をそのままもってきて使うわけにもいかない。LED Strip には画像・映像の1ラインづつをシリアル転送しなければならない。データ構造は単純なので、画像データからの変換は安いラズパイ(Raspberry Pi)やアルデュイノ(Arduino)でもできるのだが、HDMIのようなフレームレートでの表現はできないだろうから、かなりコマを間引いたパラパラ漫画の上等のような映像になってしまうだろう。

このコントローラーはみなさんまだ開発途上で、安直に使えるものは少ないかもしれない。LED Stripが1本ならばアルデュイノでできたとしても、1辺が何メートルの映像となるとLED Stripが何百本になり、それ専用に開発されたドライブ装置が必要となるからだ。

時代の流れとして、LEDブロックからLEDストリップへの移行は必然のように思える。またLEDストリップは自動車への装着に次いで、家庭などのLED照明も変えつつある。つまり従来の電球や蛍光灯を外して付け替えるようなものではなく、建材とか天井材そのものが発光し、それがコントロールできるという取り組みもされている。これも注目すべき分野になるだろう。

LED Strip

街にも住宅にもクリスマスのイルミネーションが付き始めているが、これにもいろんな流行り廃りがある。豆電球の時代には夜空に星が瞬くごとく明滅する電飾がよく使われていたが、LEDになってしだいにネオンサインのようになりつつある。

さらに近年は自分で自由なイメージ表現ができるような、LEDストリップが作られていて、amazonでも売っている。

これは両面テープで貼り付けるような目的なのでテープの部分が黒ベースだが、透明テープを使ったものはカーテン状にしたものも売られている。

こういうのを使って大型のLEDビジョンを自作している動画がYouTubeにはあがっているくらい、簡便に加工や設置ができるし、電気工事も普通の家庭のもので可能になっている。コントローラもラズベリーPiなどの安いものを使い、スマホからWiFiで操作する動画もYouTubeには多くある。街角映像ではインドのものが多いように思える。

 

その仕組みは、RGB3色のLEDと、それをコントロールするICを、5ミリ角とかのサイズに一体化できたからである。

これにより、ちょうど昔のテレビの走査線のような信号をLEDストリップに送れば、画像の1スキャン分を表示できるようになるので、走査線の数だけLEDストリップを並べると、巨大なテレビのようなものが仕上がる。簡易防水のものは屋外にも使えるが、そのままではあまり耐久性はないと思う。もともとの設計がクリスマスのような臨時設営に合わせてあるからだろう。でもガラスの内側に貼れば大丈夫だ。

この写真はおそらく1インチピッチの目の粗いもので、十分に透けて見えるが、もっとピッチをつめて数ミリおきにLEDを並べたものもある。

こういう技術を使って、あらかじめ小ウィンドウのガラスに簡単な内装工事で取り付けられるようにユニット化したものが注目を集めている。YouTubeで、『シースルー LED』『透過型 LED』で検索するといろんな設置例をみることができる。

参考:https://www.facebook.com/photondynamix/

 

 

 

 

 

サイネージの年間計画化

ホームページ経由で見積もり依頼をいただく場合というのは、依頼先の事情としていつまでに何をしなければならないという逼迫したものがあって、どんな素材があって、どんな尺で、など外見上の仕様に合わせて提出する場合が多い。その値段が相場の範囲なら、具体的に営業がお会いして打ち合わせをすることになる。ある意味では、依頼先からすると、とんでもない見積もりが出ないことを確認するために、一般的な仕様でいくらになりそうか聞いているのだろうと思う。

今日では、『動画制作 3万円から・・』のような広告は山ほどあり、またそういう仕事をしているところからの売り込みもよくある。しかし実際に新規に動画を作るとなると、何度も打ち合わせのやりとりが起こって、むしろ制作作業時間よりもそちらの方が長くなるもので、単純に何万円でどの程度ができるとは言い難い。おそらく『3万円から』のような場合はすでにテンプレートがあって、ネームや写真を差し替えるとか、トリミングやマージやフォーマット変換程度の編集なのかなと考えてしまう。

 

ちょうど昔からあったチラシの図案集のようなものが、パソコンの場合にPOP制作になり、それが画面用に電子POP化した世界として、10年前くらいにデジタルサイネージの黎明期があったように思う。デジタルサイネージを導入すると何百という販促デザイン素材がついてくるというのもあった。しかしそういうのは紙のポスターや印刷物に戻っていったものもある。つまり『3万円』でも『2万円』でもデザインを安くしていきたければ、やりようがあるものの、本当に顧客が求めているのは、ただ安くすることではないはずだ。

デジタルサイネージの営業が依頼先にお会いすれば、依頼先のビジネスがどういうものであるのかが分かってくる。必要なものがスライドショーに毛が生えただけのようなものなら『3万円』もかからないだろう。撮影からやりなおした方がよい場合もある。いずれにせよどんな目的で使うのかが見えてくれば、価格的に適正な提案というのは可能になるが、突然のホームページからの依頼では客先のビジネスがみえないので、単純見積り以上の提案は行いにくい。

例えば、今必要なものはスポットで制作するとしても、それと似たものが年に何回かあるとか、来年もほぼ同様なものが必要になるのならば、かなりテンプレート化・規格化した設計にしておいて、後から文字や写真の差し替えを簡単にできるように作った方がよい。今スポット制作費用ではそのような段取りはできないとしても、需要が見込めるならば無理してでも最初に作ってしまうことはある。当然価格はスポットのものであっても、リピートがあったら割が合うようにはできる。

 

印刷物発注の場合は、長年どこかの印刷会社と付き合っていて、過去の制作物が印刷会社には保管してあって、毎年それを更新するようなやり方が多いが、デジタルコンテンツの場合はそのような習慣はあまりない。こういう習慣があると、自然にPDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)の管理サイクルを回すことになって、徐々に改善していくマネージ型になりやすいと思う。過去10年のデジタルサイネージが息切れしていったのは、PDCAを回すようなやり方にできなかったからだろうと反省している。

小売業では各業種ごとに販促カレンダーをお持ちであるので、それらと連動して、販促の一環としてデジタルサイネージの計画もするようになっていれば、限られた年間予算枠をもっとも生かしたコンテンツ制作ができるだろう。費用の掛かるクリエイティブな部分はその都度制作するのではなく年間単位で使いまわして、年内の各イベントはいくつかのテンプレートに分類して各回の制作費をおさえ、さらにタイムセールなどは現場で写真を撮って載せることで出費をなくし、しかも週単位で新鮮な情報が提供できるように、トータルな提案がさせてもらえればお互いにハッピーなのだが。

 

 

 

 

サイネージネットワーク もうすぐ2年目を終えます

この1年間つまり2年目に経験してきたことを振り返って見た。

a. 大型案件の見積もりに参加できるが落札は難しい。
b. 店舗は意外に決断が遅い。
c. 学校は年度単位で進行が遅いが、着実に進展している。
d. 自治体は関係構築が先。関連した仕事とセットになる。

大型案件については、提案はうまくいっても、その後の状況変化があり、再提案するにも情報が少なくツメの難しさがあった。
ある意味ではデジタルサイネージの方法論は多様化しているともいえ、何とどう比較されているのかわかりにくくなりつつある。しかし入札の慣例としてハードもソフトもコンテンツも全部セットでというのはキツい。我々のようなコンテンツ制作の立場ではハード・システムは仕入れて提供するので、メーカー直の納入にはかなわない。もっとハード・システムのベンダーと密接な関係を作らなければならないのだろう。

店舗でもデジタルサイネージの認知度は高くなっているが、いろいろな意味で即サイネージをビジネスに使うには、何かと準備不足である場合が多い。素材となる写真やデザインや動画があまり用意されていない。担当者が不在か忙しすぎて手が回らないので、提案に賛同してもらっても動きにくい。マーケティングの経験も少なく、他メディアとの連携もなく、サイネージ対して希望だけがあるのみという状態では、なかなか一歩が踏み出しにくい。まさに電子看板の域を出ていない。ビジネスの原点に立ち返って何をしたいのかを煮詰めてもらうと、こちらからの提案もやり易いのだが。あるいは魅力的なパッケージがあれば取り組みやすいかもしれない。

学校のようなコミュニケーション需要の高いところは、掲示物も印刷配布もWebもと何かと忙しくなるし、メディアが増えれば煩雑になる。しかしこれで十分という情報伝達手段は無く、むしろ何をしても見てもらえていないというフラストレーションをかかえておられる。デジタルサイネージの利用も考えてもらえるのだが、またメディアが増えてしまったということにならないように、むしろ他メディアと連携を強めて、トータルとしてコミュニケーションが向上したといってもらえるような提案をしなければならないだろう。

地方自治体もコミュニケーション需要が高く、また地元のビジネスと結びついたいろいろな展開をしている。少ない人数で多様なイベントやサービスをするために、地元業者の手を多く借りていて、ボランティアされている方も多くいる。そんな中に何かを売り込みに行っても相手にされない。逆に地域活性化のお手伝いという姿勢で、経費的な負担もかけないような提案をすると道が開けるようだ。こういう状態ではサイネージ部分の売り上げは微々たるものかもしれないが、関係構築ができると関連した仕事につながってくる。

 

あと、広告モデルのデジタルサイネージが一つのトレンドである。元々サイネージといえば大型商業施設・駅・車中などの新築やリフォームの際に、設備の一環としてサイネージを導入してイメージアップを図るものがみられたが、これらのコンテンツの多くはそれまでTVコマーシャルやポスターでおなじみの広告だった。広告主は一般視聴者を対象にしたものだったが、今は病院や学校などそれぞれの専門性に特化したコンテンツを用意して、それに広告も載せるような方向にある。この場合は広告媒体を置かせてもらっているので、設置は無料あるいは設置代を払ってサイネージ一式を病院や学校に持ち込んでいる。こういう広告代理店は設置場所のための新たなコンテンツなどは提供していないようなので、純粋にコンテンツ制作だけのビジネスがあるかもしれない。これは次年度の課題になるだろう。

この項、続く。

見えない用途

デジタルサイネージを設置する目的はお客さまに何らかメッセージを伝えるためであることが多いが、その他に社内の情報共有など外部の人からは見えない用途もかなりある。情報共有に関しては組織的にグループウェアが使われていたり、メールで一斉同報されるとか、ネットでのアプリというものなど、いろいろな手段が使われているにもかかわらず、あまり見られていないという現実もあり、これで十分というものは無い。それで昔ながらの掲示板というのも捨てられないでいる。

社内掲示板を撤廃するために投資してデジタルサイネージを導入してもらえるとは考えにくいのだが、複数個所に同じ内容を掲示したい場合には電子ディスプレイは有用だろう。ただコンテンツに手間暇をかけることはできないので、情報共有アプリの画面を大きくして映し出すとか、プリントのPDFを表示させるようなことになろう。

掲示板に載せる情報は種々雑多なので、だれがどうコントロールするかは難しい問題だ。PCとかカメラ(含む監視カメラ)が4種程度なら、HDMI切替機のようなものでローテーションさせることはできる。

業務上欠くべからざる事柄のためには、朝礼とか、各部署での朝のミーティングなども行われている。これをサイネージのボードの前に集まって行って、やはりPCとかWebとかの情報を見ながらフェーストゥフェースで情報共有するためにも便利である。この場合もミーティングで使う情報を事前にどこにどうセッティングしておくかが課題になる。

デジタルサイネージによる情報共有は店舗などで、個人の机はなくてパソコンも見られない職場環境では、非常に有益な方法になる。開店前や閉店後のミーティングとして、あるいはアルバイトやパートに仕事を覚えてもらうためのマニュアルとして使われることがある。器具の使い方や、閉店後にどのように掃除し片づけるのかといった事柄をあらかじめビデオ化しておいて、毎回繰り返して見ることが出来るようにすれば、言葉の通じにくいアルバイト君にも伝わりやすいだろう。

サイネージを多目的に使う場合に、すべてコンテンツ制作が必要になると、頭を抱えることが多くなって、実際には取り組めなくなる公算が大きい。しかしコンテンツ制作しなくても、前述のようにPCやWebなどの異なるソースの切り替えをするだけなら、千~何千円のHDMIセレクターで済んでしまうかもしれない。

この考え方を応用すれば、午前午後の休憩時間のリフレッシュとしてテレビ体操を放映するとかもできる。学校で教室の利用予定の表示のついでに学内ニュースを伝えるのなども、システム化されたスケジュール管理をPCから表示する出力とは全く別系列にニュースを作ってよいので、取り組みがやり易い。

さらに商業的なサイネージに於いても、通行人が近くに居ない時にはロゴなどあまり変化のない看板的な表示をしておいて、人が近付いてきたら切替えてもっと動きのあるものを表示させて、「おやっ!」と思わせるようなこともできる。これは焦電センサーとか人感センサーというもので可能になるのだが、こういった小物の使い方はまた別の機会に紹介したい。

設置・工事のことも忘れずに

30年近く前に、4階建て2棟の職場の各フロアにイーサネットのケーブルを敷設することになって、工事立会いのために日曜出勤をしたことがあった。すると下の写真のような感じでトラックがイエローケーブルのドラムを積んでやってきて、工事の人が各床から天井裏にドリルで穴を空け、天井には点検口の穴を空け、各フロアをぐるぐる廻って、一筆書きのようにイエローケーブルを設置していった。ケーブルのところどころには機器を接続するための装置をつけて、いわば電気のコンセントのようなものをつくるわけだが、イエローケーブルは床をブチ抜いて下から生えてくる場所もあれば、天井から下がってくるところもあった。それらをカバーする工事も行われた。

今日の有線LANというのは、電話のケーブル工事に間借りするつもりで線材や接続口が考えられているので、イエローケーブルのような大げさな工事は不要になったが、30年近く前は線を敷くだけの工事に200万円かかってしまった。有線LANになってからも何度も工事というのは必要になって、もう電話の配管スペースに通信線が入らなくなってしまい、屋外に配管ダクトのようなものをつけなければならなくなったとか、HUBの増設に次ぐ増設やフロア配置の変更などなんだかんだで、2~3年に1度は通信工事も考えないと、線がぐちゃぐちゃな環境になったものだ。今では無線LANが主流になったので、配線はだいぶ人目にはつきにくくなった。

 

無線LANとはいっても機器には電源が必要なので、今度は各フロアの4隅にアクセスポイント置きたかったので電気のコンセントが必要になった。今日では監視カメラとか見えない所でも電源工事が必要なことが増えている。デジタルサイネージも御多分に漏れず、機器以外に電源線とか無線LANのアクセスポイントの電源などが必要になる。もし大きなディスプレイパネルを何十台も使う場合には、電源の契約から見直さなければならないかもしれない。

 

冒頭のイエローケーブルの話も、インターネットの話ばかりしている時には工事のことなど頭になかったのが、稟議が通ってから結構大変なことになりそうだということで慌てた記憶があり、何とか予算に納まるような業者を探し回った。また日曜出勤して工事に立ち会ったこともよい勉強になった。イエローケーブルというのは簡単には曲がらなくて、当初考えていた場所に接続口が設置できないということもあった。工事が伴うことに関しては事前に専門家に見てもらってからプランを作った方がよいことがわかり、後の有線LAN・無線LAN・電気コンセントの付け替えなどがスムースに進んだ。

 

デジタルサイネージを1台だけ導入するのなら大型テレビを購入するのとさほど変わらないが、人の集まるところや展示をする場所を対象とするならば、まずどこらあたりに何台ほどという配置の『密度』を考えなければならないし、それが一度に設置できるのか、段階的に増やしていくのかというプランも必要かもしれない。いずれにせよ、ある程度先のことも考えておいた方が工事が2度手間にならなくて済むことにはなりそうだ。
またインテリアとか室内の見栄えという点からもどういう工事をするかは変わってくる。デジタルサイネージのコンテンツとは別に、設置の見栄えをクライアントがどう考えているかも知っておく必要がある。

 

サイネージネットワークでは、設置と付随する工事に関するお仕事は専門業者のキラカスタムサポート株式会社(URL http://kirasapo.jp/)にお願いして、一緒に打ち合わせに行ってもらったり、お互いに相談して提案をすることを行っている。またキラカスタムサポートさんは365日24時間全国どこでも対応ができるネットワークをもっておられるので、北海道から沖縄まで対応するサイネージネットワークにとっても、運用開始後の変更やメンテナンス面でも安心できるパートナーさんである。
むしろサイネージネットワークはコンテンツ制作会社のグループなので、設置に関しては相談相手になっていただいているといった方がいいかもしれない。いろいろな事例をお持ちなので、それらも追って紹介していこうと思うが、単なる工事屋さんではなく、プロジェクト全体に関して、それを良い方向にもっていくように、事前に調査やヒヤリングの段階から協力してもらえ、発注者に安心してもらえるような仕事をしておられる。

仕事の規模では、展示施設にタッチモニタ30台を置いて、展示に関する写真・画像・インタビュー映像を流すような仕事もされた。後のメンテナンスのために、地元の業者によって設置・電気工事の対応してもらうとか、サーバー経由でのコンテンツの一括管理・運用とか、機器販売よりも実稼働後のことに配慮した方法で、うまく仕事をされておられる。

実際にはどんなプロジェクトも予算の範囲でどのように配分するかで悩むと思うが、デジタルサイネージに関しては最初にハードウェアを決めて残りの予算でコンテンツや工事に割り当てることが多かった。しかしハードウェアの価格が下がってきて、またサポート体制のある主要メーカー間の差がなくなってくると、むしろハードウェアの発注先は最後に決めて、流動的なコンテンツと設置から考え始める方が長い目で見るとスムースに行くのではないかと思う。いいかえると、どんな目的で、どんな内容を、どのように表示するか、などであり、これらに迷った時にはぜひご相談ください。

トレンドセミナー盛況裏に終了

私たちの扱う デジタルメディア やコミュニケーション・ツールの世界にはどのような変化が起ころうとしているかを探り、ビジネスチャンスを見つけるためのセミナーを飯田橋東京しごとセンター講堂で3月19日に開催しました(後援:東京グラフィックコミュニケーション工業組合)。

第1部は『Webに代わるAIを使った自動応答システム』と題してソフトバンク(株)山田泰三氏から、IBMのWatson がコミュニケーションツールとしてすでに幅広く活用されている話と、(株)キャメルの太田伸吾氏から音声/Line/webいずれからでも使え、またマルチリンガル対応のAIチャットボットediaについて、Webなどと比較してログが宝の山となるので、サービスが進化していく様子をお聞きしました。

 

(株)キャメルのedia

人々が常に強力な情報端末を持ち歩いていて、最新情報が簡単に手に入ることが当たり前となったために、会社の情報システムも広告やマーケティングの手法も、DX(デジタル・トランスフォーメーション)と呼ばれる変革のさなかにあることが感じ取れました。この時代に則さない古いメディアやユーザーインターフェースは衰退し、代わってネットワークやAIを駆使した方法に期待が集まっています。

 

第2部では、サイネージネットワークの3社、熊本の(株)アートプロセス 本田和敬氏、香川の(株)ミヤプロ 宮嵜佳昭氏、東京の(株)二葉企画 小林右季氏から、この1年の事業報告として成功も失敗も忌憚のないお話が聞けました。その後のパネルディスカッションでは、まだ利用モデルが確立していないデジタルサイネージなので、単純な新規開拓はなかなか難しく、ソリューション提案や総合プロデュースによって、顧客/パートナーとともに近未来を切り拓く努力がされていることを感じました。

 

 

 

pepper君が外国人観光客を免税ブースに案内 (高松で実証実験中)

株式会社ミヤプロは、香川県の『高松丸亀町スマート観光プラットホーム』実証実験において、NECネッツエスアイ株式会社をはじめとするロボットIoT利活用研究会メンバーの一員として、参加店舗のデジタルサイネージを含むコンテンツ作成と運用と、pepper君をお遍路さんの姿にしての商店街の宣伝や、外国人観光客を多言語対応によって「セルフ免税カウンター」に誘導するお仕事をしています。

 

この実証実験は2017年10月1日(日)より運用を開始したもので、経済産業省の「Iotを活用した新ビジネス創出事業」の一環として、外国人が使い慣れたモバイル決済の採用や、免税品の合計金額の自動計算などを商店街のカウンターにて集中処理しようというものです。
香川県は、2016年 楽天トラベル調べによるインバウンド人気上昇エリアランキング 第一位のエリアで、このような急激なインバウンド増加における課題となっている「免税手続き」の簡素化と「消費活性化」の解決を目指しています。これで各店舗の負担を減らしたり、観光客の周遊やショッピングの利便性向上ができれば、本格運用に移行することでしょう。(下記写真から香川経済レポート記事にリンク)

 

参加企業

NECネッツエスアイ株式会社
高松丸亀町商店街振興組合
株式会社ミヤプロ
日本ブランド政策株式会社
港産業株式会社
三井住友海上火災保険株式会社
株式会社アバンアソシエイツ

 

ニュースリリース

香川県高松市丸亀町商店街においてインバウンド増加・消費活性化を目指す「高松スマート免税・観光プラットフォーム」の実証実験を開始

保育のお手伝いをするpepperくん (レポート)

高松市の、「くにとう幼稚園」(学校法人国東学園)は2017年に人型ロボットPepperを導入。Pepperには家電店や通販でも入手できるコンシューマ向けと、プログラミングができる Pepper for Biz があり、この幼稚園は中四国で初のPepper for Biz の利用者で、Pepper君による園児の教育や園の催しの手伝いをこの1年ほどの間に積み重ねてこられた。

その導入以来の運用面やコンテンツ制作お手伝いをしているのがミヤプロさんです。ミヤプロはソフトバンクのロボアプリを開発する事業者ロボアプリパートナーの認定を取得されていて、くにとう幼稚園の要望に応えるには、どのようにPepper君を使えばよいのかという用途開発をされています。

 

Pepper君は園児たちの人気者で、園児たちに体操をさせたり、クイズをだしたり、英語を教えたりしています。これは時間外の延長保育にはもってこいで、慢性的に人手不足になりがちな保育士さんの助けにもなっています。

もうすぐ導入後1年になりますが、その間にPepper君が活躍した場面は、上記の①日頃の保育の補助、②入園式のあいさつや手伝い、③幼稚園説明会での案内や説明員、④バザーなどの行事での案内役、などで、こういった経験を経て幼稚園側からも、もっとこういうように使えたらというアイディアや要望が湧き上がるようになってきました。

 

これからは、Pepper君がさらに多くの園児たちと遊んだり、勉強ができるように、ミヤプロさんはIT開発に取り組んでおられます。このくにとう幼稚園での応用開発の積み重ねが先例となってPepper君を導入される幼稚園は広がるでしょうから、近い将来皆さんの町でも子どもたちがPepper君と遊ぶ姿が見れるようになるかもしれませんね。

 

問合せ先 株式会社ミヤプロ

 

シロクマカレー水天宮前店

サイネージネットワーク所属 二葉企画です。

 

 

9/7(木)より水天宮前にオープンしました「シロクマカレー」さんにデジタルサイネージを導入していただきました。

 

 

 

 

 

 

今回、弊社の方で

・ハードウェアの導入(設置工事・天井補強工事)

・管理ソリューションのご提供

・コンテンツ管理

・コンテンツ制作

を担当させていただきました。

 

 

 

オープンから明日で丁度2週間ですが、トロトロの牛すじカレーにすっかりハマってしまい、既に3回も食べに行ってます!!

 

 

 

お昼時は少し並んでいますが、テイクアウトも出来るので、お近くの方は是非足を運んで見て下さい。

 

 

 

シロクマカレーHP

 

 

 

サイネージネットワーク/二葉企画

 

 

 

インスタグラムで超簡単サイネージ

配信型のサイネージを無料でやってしまう方法として、インスタグラムにアップした画像や映像をディスプレイに出すものが現れました。

協同コムが販売する BLUECANVAS という26.49インチ正方形のディスプレイはWiFiで接続するものなので、手元のスマホやタブレットからWiFiでインスタグラムの画像を転送することができます。
配信の設定はスマホ側のアプリ BLUECANVAS editor を使って、起動・終了時間などの管理をします。

http://www.kyodocom.jp/wp-content/uploads/2017/06/BlueCanvas.pdf

ちなみにインスタグラムの推奨画素数は1080×1080ですが、このディスプレイは1920×1920の画素があります。通常スマホ画像・映像は長方形ですが、インスタグラムでは「正方形さん」というエディターを使ってあらかじめトリミングをしておきます。

実物は有楽町の無印良品の食品売り場にあります。

https://www.muji.com/jp/flagship/yurakucho/

軽いディスプレイなので、壁掛けも吊も簡単な工事でできます。もちろんサイネージネットワークでも扱えます。

『将国のアルタイル』サイネージ動画放映中

こんにちは!二葉企画の営業担当です。

 

 

この度、月刊少年シリウス(講談社)で大好評連載中!TVアニメも大好評放送中『将国のアルタイル』のデジタルサイネージ宣伝用動画の制作に携わりました!

 

 

※8/28(月)まで、JR秋葉原駅電気街口改札みて放映されています。

 

 

今回は動画コンテンツ制作では無く、上下のレイアウトデザインを担当しました!

このようなご要望にもご対応が可能なので、是非ご相談下さい。

 

 

今年の講談社漫画賞も受賞し、乗りに乗っている本作。

コミックスも現在19巻まで絶賛発売中となっておりますので、気になる方は是非チェックしてみてください!

 

本動画は原作の画像を使用したもので、マフムートたちがカトウコトノ先生の美麗な筆致そのままに躍動しています!

 

秋葉原にお立ち寄りの際は是非ご覧ください!

『くまクマ熊ベアー7巻』宣伝動画公開中

こんにちは!二葉企画の営業担当です!

 

 

7月28日(金)に主婦と生活社様より発売されました「くまクマ熊ベアー」7巻のプロモーション動画を弊社で制作致しました!

 

 

 

 

ゲーム好き引きこもり少女のユナがひょんな出来事をきっかけに大冒険!?
大人気作、待望の第7巻!是非興味のある方はお手にとってみてください!

 

 

店舗によってはSS特典や、数量限定サイン本が置かれているお店もあるようなので、お近くの方はぜひゲットしてください!詳細はパッシュプラスホームページをご参照ください!

 

 

 


サイネージネットワークでは、デジタルサイネージに関連した製品・コンテンツだけでなく、映像制作全般を承っております。

 

デジタルサイネージ導入・映像制作をお考えの方は、ご相談だけでも構いませんので

 

制作に関するご質問・ご依頼フォーム

 

 

までご連絡ください。

 

デジタルサイネージの運用サポート

初めまして、サイネージネットワーク第3ブロック 株式会社ナガイアルテスの奥山です。

 

今回はデジタルサイネージの運用サポートについて紹介いたします。
デジタルサイネージは様々なシチュエーションに応じたコンテンツの切替によって、消費者層にあった情報を提供できるのがメリットの1つと言えます。

 

しかしながら、デジタルサイネージの導入後、やはり課題になってくるのは運用管理です。

 

ネットワークサービスの導入で運用負荷を最小限におさえ、デジタルサイネージの効果を高めている事例を一部紹介いたしますので、ご覧ください。

 

https://www.softbank.jp/biz/case/list/valueplanning/

『オッサン(36)がアイドルになる話』宣伝動画公開中

6月30日(金)に主婦と生活社様より発売されました
『オッサン(36)がアイドルになる話』のプロモーション動画を
二葉企画が作成致しました!

 

 

~ストーリー概要~

大崎ミロク、36歳、身長190cm、体重120kg──。
少年時代はいじめられっ子。社会人になったらリストラ。
絶望して約10年引きこもっていたけれど、
動画サイトにハマったのをきっかけに脱ひきこもり。
ジム通いと一人カラオケで激ヤセ&超イケメンに変身!
手違いでアップしてしまったダンス動画で世間を騒がせ、
ピンチヒッターで行ったモデルの仕事ではスタッフを悩殺。

 

ミロクの活躍が大物プロデューサーの目に留まり、
モデル事務所の社長(41)と、同じジムに通う元ホスト(40)を巻き込み、
三人のオッサンはなんとアイドルユニットとしてデビューすることに…!?

 

 

絶賛発売中となっておりますので、気になる方は是非、お近くの書店でお求めください!!

 

 


サイネージネットワークでは、デジタルサイネージに関連した製品・コンテンツだけでなく、映像制作全般を承っております。

 

デジタルサイネージ導入・映像制作をお考えの方は、ご相談だけでも構いませんので

 

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展示会 イベント ブースの必需品になったデジタルサイネージ

モノからコトへ消費は変革しています。

 

動画と音で来場者の関心を惹きつけるデジタルサイネージは展示会、イベント、ブースの必需品となっています。

 

 

数秒でブース前を通り過ぎてしまう来場者に興味を持ってもらうには、視聴者目線のコンテンツ制作が成功の鍵となりつつあります。